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診療科目別事例と開業のポイント

耳鼻咽喉科、皮膚科、心療内科開業のポイント

④ 耳鼻咽喉科

・花粉症やメニエール病などの患者さんも来院されますが、基本的には子供さんの受診が多い診療科目となりますので、母親を意識した診療所づくりがポイントとなります。具体的には、Web予約システムの導入、広めの駐車スペースなどは有効です。
・立地については、新築アパートが多い地域(ファミリー層の多い住宅街)で、小児科同様保育所や幼稚園の調査を行う必要があります。また、幹線道路沿いよりも一路入っても活道路沿いのところが良いでしょう。
⑤ 皮膚科

・湿疹やアトピーなどの一般皮膚科、美肌を目的とした美容皮膚科、AGA治療など、先生の目指す方向性によって、ターゲットとなる患者さんや開業地の選定方法、開業費用も大きく異なります。
・「一般皮膚科」のように保険診療が中心であれば、小児科や耳鼻咽喉科同様、子供さんが多い傾向となりますので、新築アパートが多い地域(ファミリー層の多い住宅街)を選択します。
・「美容皮膚科」が中心の場合は、20代~の女性がターゲット、「AGA治療」は50代の男性がターゲットとなります。いずれも、自費診療が中心で、都市部・オフィス街・主要駅近隣などが開業候補地になってきます。
⑥ 心療内科

・経済、産業構造が変化する中、仕事や職業生活などにストレスを感じる方が増え、うつ病や適応障害など社会人層の精神疾患が増加傾向にあり、今後更なる需要増加が見込まれる診療科目です。
・少ない設備投資で開業可能ですが、完全予約制で1日に診察できる人数に限界があることから収益の上限もある程度決まってきます。
・メンタルクリニックが社会的に認知されてきたとはいえ、立地は駅近くでもあまり人目に付かない場所が良いでしょう。
・最近では、アルコール依存症、過食症・拒食症、パニック障害、不眠症など専門性を強調するケースが増加傾向にあります。
・患者さんの急変に備えて出入り口を2つ以上設けるなど、先生とスタッフの安全に配慮したレイアウトとする必要があります。
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株式会社メディカルパートナー三重