⑦.脳神経外科
・MRIを導入するケースが多いため、費用面と導入経路の確保、耐荷重量に注意が必要です。また、MRIの維持費もかかりますので検査人数の確保が必要となります。
・専門性が高い分野ですので、勤務していた病院の近くで開業するなど病診連携が経営上重要なポイントとなるでしょう。
・神経内科的な開業の場合は、偏頭痛の方が一定数おられますので、「頭痛外来」などの専門性を打ち出すのも有効です。
⑧.泌尿器科
・泌尿器科は前立腺肥大、膀胱がん、膀胱炎、尿路結石など多岐にわたりますが、診療科の持つイメージから、女性には受診のハードルが高い傾向にあります。皮膚科など他科目を合わせて標榜することにより心理的に受診しやすくなるでしょう。
・一般的には、男性の患者さんが多く、高齢になればなるほど泌尿器関連の疾患は増えることから、競合が少ない診療科目ですので今後も一定数のニーズは見込めます。